「トップからのメッセージ」/株式会社トリドール
繁盛店には、満足の上をいく感動が必ずある
だから感動を創出できる集団でなければならない
株式会社トリドール 代表取締役社長 粟田貴也
来店動機を喚起できなければ
苦戦を余儀なくされる
昨今はお客様の情報収集力が一気に加速し、お店よりもお客様の方が成熟してきているように感じます。これまでは画一的なブランド戦略でも十分にご来店いただけたのですが、今後はより鮮明な来店動機を喚起できない飲食店は見向きもされなくなるでしょう。特徴のない個人商店やローカルチェーンなども、苦戦を余儀なくされるのではないでしょうか。
弊社では「より鮮明な来店動機=集客力」に業態開発の主軸をおき、「手づくり感・できたて感」をコンセプトに、調理シーンに臨場感のある店作りをしています。例えばうどん屋なら、どんと構える製麺機やその奥に広がる湯気で、おいしさ溢れる風景を作り出しています。さらに、とことんうどんに絞り込んだメニュー構成で、より専門性を高めています。
感動を与える私たちが
無感動では話にならない
このように今まで以上に時代の移ろいにリンクして、お客様の嗜好を先取りしていかなければ企業の存続は困難になります。自社の強みを理解し、そのうえで向上心を持ち、あくなき改善に取り組める計画性と継続力のある人材が必要となります。常に時代を先取りし、顧客創造のできる機動力のある集団を形成しなければならないのです。その原動力は、日常の感動の中に隠れていると思います。人は常に感動を求めて彷徨うものだと思いませんか? だから、繁盛店には大なり小なり満足の上をいく感動があります。おいしさであったり、サービスであったり。そのため、感動を提供する私たちの感受性が低いと話になりません。飲食業界を目指す学生さんも、旅行やコンサートなど、感動シーンを多く体験することが、将来の大きな糧になると思いますよ。
PROFILE
1961年生まれ。学生時代のアルバイトから、料理を通じて幸せを与えられる仕事に魅せられ、22歳で焼鳥店を開店。商品とサービスの質の改善を追い求め、現在では多業態の店舗を全国に展開。「人と企業成長はリンクする」との考えから、労働時間等の環境整備にも尽力。
株式会社トリドール
家族の夕食を担い、「日本一愛される外食企業」へ。
大人も子供も気軽に楽しめる「家族の夕食を担うレストラン」を作りたい。そんな思いからトリドールは始まった。もともとはやきとりファミリーダイニングの「とりどーる」として創業したが、現在においてはセルフうどんの「丸亀製麺」や、醤油ラーメン専門の「丸醤屋」、焼きそば専門店「長田本庄軒」など、様々な業態を展開している。なかでも「丸亀製麺」を主要業態として力を注ぎ、うどん業界においての日本一はもとより、「丸亀製麺」の全国展開によりセルフうどんが和食業界のスタンダードになるよう積極的に展開。「大衆の皆さんにおいしいものを食べていただきたい」という熱い願いを胸に秘め、日本一の「愛される外食企業」へと育つべく、誰もが楽しめる「次世代の外食空間」の創出を目指している。
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