
- 株式会社 シャンテリー
- 代表取締役 加藤 正美
+αで応えていけば、仕事がヒトを育ててくれる
高校を卒業し、漠然と社会に出て行きました。科学会社に就職して、工場で3交替勤務がはじまりました。予想以上に大変で、徹夜で仕事から帰ってきても、エアコンもなく夏は寝ても疲れるほどでした。1年後、過労のため、同期の仲間が亡くなりました。私は2週間、寝食もせず部屋にこもり、今までの自分の人生を振り返りました。死というものをリアルに感じたとき、一生懸命に生きたら何になれるのか、どこまで自分ができるのか試してみようと思いはじめました。そして、同じ職場にまた1年、身を置くことにしました。
1年間思い悩んだものの、明確な答えにたどり着くことはできませんでした。時間を無駄にしたことを悔やんでいた頃、偶然にもテレビのニュース番組で「NASAでコンピューターが大活躍」と聞こえてきました。電気が走ったように目の前が明るくなり、「これだ!」と思いました。悩み苦しみ抜いていたからこそ、見えた指針だったと思います。早速、コンピューターについて学ぼうと学校を探し、昼間は働きながら学費を稼ぎ、夜間に勉強しました。
「こんなに忙しいのに学校に行くのか!?」と罵声を浴びせられたこともありました。それでも、周りに迷惑をかけた分、夏や冬の休みには残業を率先してやって乗り切りました。無事、専門学校を卒業し、技術者不足の時代だったので、経験がなくてもすぐに就職できました。家に仕事を持ち帰ってでもとにかく働きました。自分はこの世界でやっていこうと決心していたので、まったく苦に思うことはありませんでした。
仕事は人を育ててくれます。決して若いときの苦労を惜しまないでください。必ず長い人生で役に立ちます。辛いことから逃げ出さないで、挑戦し続けてほしいです。いつも+αを意識して、期待以上に応えていれば、実を結ぶときがきっと来るはずです。マラソンのように、苦難の先には大きな達成感と充実感があります。最後まで諦めず、成功の喜びを分かち合いましょう。

株式会社 シャンテリー
代表取締役
加藤 正美
1948年5月2日生
趣味:ゴルフ、登山、テニス
座右の銘: 言った事は、必ず実現する
尊敬できる人:松下幸之助、本田宗一郎
『如何に学び、如何に生きるか 』












