大手人材派遣会社で営業をしているときから、福利厚生というのはアウトソーシングしやすい分野だと着目していました。その後、アウトソーシングとして官公庁や企業の福利厚生業務を運営代行するサービス事業を開始しました。
創業以来、私がすべて考えて行動していたために、周りが受け身になってしまっていました。そこで上場を機に他の社員たちに業務を任せるようにし、今は私の知らないところで粛々と事業が展開されています。
会社を作ったコンセプトは、「働く人たちの生活協同組合」みたいな流通を作ること。物ではなくて、サービス業の流通創造をしていくのです。ゼロから作ることによってサービス提供会社も消費者側も便利になります。どちらからも必要とされる存在です。サービス業というのはさらにいろいろな種類が出てくると思います。その中で我々の立ち位置というのは必須だと考えています。
“とらわれない”ということが大切です。何かにとらわれていると判断を間違うこともあるからです。人間なのでこれを実行するのは難しいですが、何にもとらわれず、なるべく心を無の状況にしてシンプルに判断してみてください。私は昔から物事を単純化するという癖があります。複雑な現象であっても、基本的には単純なことの積み重ね。無にした上で一番正しい選択をすることが重要だと思います。
起業したときに、相当先までのビジョンを作っていました。ようやく30%くらいまできたという感じです。当面はやろうと掲げたことをひたすら実践していくという段階です。外から見ると次から次へと新しいことを展開しているように見えるようですが、我々からすると当初から持っていたモノを実現化しているだけです。イメージとしては、大きい絵があって下書きをして、細かいところの仕上げをしている状態。まだ色をつけている段階ですので完成度はまだまだですが、広大な絵をみなさんと一緒に描いていきたいと思っています。









