学習塾をはじめて4年ほど経ったとき、社会に取り残されているような気がして就職をしました。営業として実績を残すことができ、「独立してみろ」という声をよくかけられました。
けれども、再び社会から孤立するのではないかと思い、起業に全く興味を持ちませんでした。1999年、それまでお世話になった上司と意見が合わなくなり、離れるときが来たなと感じました。まもなく子供が生まれるという時期でしたが、自分が本当にやってみたいことに挑戦しようと起業を決めました。
みなさんは“失敗”という言葉を、勘違いをしていませんか。単なる失敗と成功の区別ではなく、物事をやったかやらなかったかが重要なのです。何かをはじめようとするとき、「失敗したらどうしよう」と恐れず、まずは行動してみること。失敗は経過でしかありません。途中で諦めてしまえば失敗で終わってしまいますが、やり遂げれば成功になるのです。困難に直面したとしても、いかに粘り続けるか。このときこそ新しいアイデアが浮かび、周囲からの助けもでてくるはずです。失敗に臆することなく、ぜひみなさんにも達成感を味わってほしい。
私たちが取り組むビレッジガルテン事業は、「真に豊かで幸せな暮らし」の創造です。物やお金ではなく、仲間や家族と共に過ごす時間や、自然との触れ合いにベースがあると考えています。豊かな暮らしを実現するために、自分も含めた全社員に1ヶ月間の夏休みを実施しています。休暇に何をするかを考えることで、時間をデザインするという意識を持たせるのも狙いの1つです。人生は限られていますが、すべて好きなようにデザインできるのです。それにも関わらず、多くの人が敷かれたレールを無意識に走り続けているのではないでしょうか。自分にとって何が大切で、何をしたいのか。自分自身と向き合ってみてください。既成概念に捉われることなく、自由な発想と信念を持って、まずは一歩を踏み出してください。









