ちょうど大学1年生のときに、学生結婚をしました。初めて自ら下した意思決定が“結婚”でした。自分でも他の人たちと違う生き方をしていると自覚していました。
それまでは比較的に普通な道を歩んできたけれども独自の選択をしたのであれば、死を目前にしたときに「あれをやればよかった」と後悔しない生き方をしようと決めました。そういった想いを持ちながら、就職活動がはじまりました。これからの自分の将来をどうやって生きていこうかと考えたときに、会社やその看板に頼らない生き方をしたいと思いました。そして、自分で起業をすることにしました。
1999年、アクシブドットコムという会社を立ち上げました。数年後、あるIT企業に買収されたのですが、その際、複数の会社からいろいろな提案がありました。そもそも買収をされるべきなのかということ、また買収されるのであれば相手はどこがいいのかということを仲間と話し合いました。それから、まずどうして会社を作ったのかという創業時の想いにも立ち戻りました。当時は単にお金儲けをしたいのではなく、インターネットという新しいビジネスを通して新しい時代を創っていきたいと考えていたのです。自分たちの原点がもっとも尊重される企業と組むのかということを念頭において議論をしていけば、正しい選択に到達できると思っていました。
非常に速いスピードで変動し、競争の激しいインターネットの市場の中で、自分自身も変化し、成長し続けなければならないのが苦労でもあり、仕事としての魅力でもあります。自らの手で“新時代”を創り、世界を変えるようなサービスを作り出していきたいと思っています。若いうちこそ、なるべくたくさん苦労をした方がいいと思います。苦労を体験することによって、自分が本当にやりたいことが見えてくるはずです。楽な道と厳しい道があったら、少なくとも30歳までは迷わず厳しい道を選んで突き進んでいってください。









