学生時代から事業を興すつもりでいました。大学の先生のたっての勧めもあり、大手食品会社に就職したのですが、いつか必ず何かを見つけて世に出ようとの思いでいました。
あるとき、こうじ菌の発明がきっかけで“弁理士”という職業を知りました。私の発明を扱ってくれる弁理士とはどんな仕事なのかを調べたところ、“特許法”に突き当たりました。もともと読書家でしたが、この法律に接し、乾いた海綿が水を吸うかの如く、あっという間に知識を吸収することができました。
会社を退職し、家族を置いて、米国へ留学しました。彼らの優秀さと物の見かたをしっかり理解し帰って参りました。コーエン・ボイヤー両博士の遺伝子組換え技術が世に出、時はあたかもバイオ・ライフサイエンスの黎明期でした。私の学んだ発酵工学や遺伝学に光が当ってきたのです。バイオ・ライフサイエンスの分野に精通した知財専門家が日本にいなかったことも幸いして、事務所開設当初から、バイオテクノロジー関連の仕事が米国から送られてきました。今では、米欧亜など世界中の大学や企業がクライアントです。世界規模で代理人ネットワークがあり、世界中のクライアントに満足してもらえるサービスの提供を行っています。
めまぐるしく変化する経営環境と激しいグローバルビジネスの競争の中で、大学・企業そして国は勝ち続け、生き残らねばなりません。知財戦略の重要性は計り知れません。私が「21世紀は知の世紀です。」といっている理由です。
当事務所は、そのために、米欧亜8ヶ国からの30数名の科学者・法律家・パラリーガルを含め、総勢190名の優秀な人材で構成された国際的視点で活躍する知的財産専門家集団です。私達は、志を高く、仕事に覚悟をもって、正直・素直・謙虚に生きてゆくことが、クライアントのために、そして何よりも所員個々人のために重要なことと考えています。










